履歴書の書き方 – その2

「勝つ‼転職・再就職/再出発の手引き」就職問題ネットワーク / 法研

 

⑧「免許·資格」で役立つスキルをアピール

応募した仕事に役立つ資格を持っていたら、とても有利です。詳しく書いてアピールしましょう。ただし、役立つ資格でも、「珠算6級」など低いレベルの資格は書かないほうが無難です。現在、勉強中であっても、資格にチャレンジする前向きな姿勢は評価されるので、書いておきましょう。

 

⑨「退職理由」は前向きな理由に限る

転職者の採用で、採用側が最も注視するのがこの欄です。ここに書いた内容は、面接のとき必ず聞かれます。転職の理由で最も多いものは「人間関係」。上司とのぎくしゃく、同僚とのいざこざ、部下とのあつれきなどでしょう。そして、「待遇への不満」。ですから、「上司と合わなかったから」「給料が安かったから」が本音であっても不思議ではありません。しかし、そのまま書いたのでは書類選考は通らないのも事実です。ここはあくまでも、転職を前向きに捉え、やりがいのある仕事にこだわったブラス志向の理由を書くようにしましょう。

 

⑩「志望動機」は企業をよく研究して具体的な動機をあげる

「退職理由」とともに採用側が重視するのが、その会社を選んだ「志望動機」です。本音は「給料が良いから」「休みが多いから」であっても、待遇面での動機は書かないのがふつうです。あくまで業務に関した動機がメインです。「入社したらどんな仕事をしたいか」を中心に、「自分のスキルを生かしたい伸ばしたい」といった希望を強調するといいでしょう。

よく記述の例として「貴社の社風」「貴社の将来性」などの文例を見かけますが、あいまいで説得力に欠けます。もう少し企業研究をしたうえで、相手が「なるほど」と思う具体的な内容に触れていないと、アピールできないでしょう。

 

⑪「趣味·特技」で積極的な人生をアピール

直接仕事に関係する特技でなくても、人生を前向きに捉えている姿勢をアピールできる特技や趣味なら積極的に書きましょう。スポーツや釣りなど「健康分野」、旅行や読書、絵画などの「文化分野」が一定の評価を受ける趣味です。趣味ではないですが、少年野球の監督や、福祉施設のサポートなどのボランティアも高い評価を受けます。反対に、趣味に違いなくても、ギャンブルやお酒、テレビなどは評価されることはないので書かないのがふつうです。

 

⑫「健康状態」は特に問題なければ「良好」と書く

特に健康上の問題がなければ「良好」と書きます。入院歴があっても全快していれば、「良好」。病気といっても業務に支障がない生活習慣病などなら「良好」。ただし、通院のため業務に影響がある場合は隠さずそのことを書きます。

 

⑬「本人希望」はどうしても通したい希望を書く

どうしても通したいという希望があれば、「本人希望」の欄に書き入れます。勤務地が都内でないと入社できないといったケースです。職種、給料、勤務地·休暇などの希望を書きますが、夢のような希望は無理です。「年収400万円だったので同程度」といった根拠のある「希望」を示します。

 

⑭「通信欄」は人事担当者への連絡スペース

履歴書の最後にある「通信欄」は人事担当者への連絡スペースと考えていいでしょう。現在、在職中であれば、昼間の連絡方法などを伝えます。会社訪問の希望などを書いてもいいでしょう。ほかに欄がなければ、いつごろ入社できるかといった伝達も、この欄でします。

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履歴書の書き方 – その1

「勝つ‼転職・再就職/再出発の手引き」就職問題ネットワーク / 法研

 

①「日付」は提出日を入れる

履歴書の「日付」は記入した日ではなく、提出する日を記入します。何社かに提出するときは、日付を入れずに取っておき、郵送する前に入れるといいでしょう。ただし、このやり方で気をつけたいのは、そのまま投函してしまうミス。日付の記入洩れは、つまらないミスなので、日付のところにフセンを貼っておくなど、注意しましょう。書き方は「平成○年」の年号表記が一般的です

 

②「氏名」は力強くていねいに書く

氏名欄は1字1cm四方の文字が書けるように大きなスペースになっているのがふつうです。名前の文字の印象は強いので、入社の意欲が感じられるように力強くていねいに書きましょう。

仕事上では「沢田」で通している人でも、戸籍上が「澤田」なら、「澤田」と書くのが原則です。「ふりがな」の欄があるはずなので、《ひらがな》でふります。「フリガナ」とあれば《カタカナ》で書くのが通例。「堀井ひでみ」のふりがなは、「ほりい ひでみ」で《ひらがな》の名前にもふりがなをふるのが決まりです。

氏名の欄はスペースが広いため、かえってバランスがとりにくいので、よく練習し、左右の空きのバランス、文字と文字との間隔などに気をつけて書きましょう。

 

③「捺印」は曲がらないように注意して押す

印鑑は認め印(三文判)を使います。欠けがないか、汚れがついていないか注意して押しましょう。スタンプ式の印鑑は不適切です。インクをよくなじませて、つけすぎたインクはよく拭いてから、まっすぐに押します。二重押し、斜め押し、かすれ文字などに気をつけましょう。履歴書を書き上げてから捺印に失敗するとすべて台無しになるので、最初に押しておくのがムダを省くコツです。

 

④「写真」で健康·清潔·誠実さをアピール

写真は、応募者の印象を決定づける重要な要素です。カラーでもモノクロでもかまいませんが、できれば写真館で撮ったものを使いましょう。正面向きの上半身写真。健康で明るい表情のものが理想です。

あまり古い写真で実物と印象が違うのは不適切です。3カ月以内の写真がいいでしょう。汚す可能性があるので、印鑑とは反対に、書き上げて最後に貼るのがコツです。

 

⑤「住所」「連絡先」はアパート名まで略さず書く

「郵便番号」「住所」「電話番号」「ふりがな」を洩れのないように書きます。住所は略して書かないようにします。都道府県名から書き出し、集合住宅であれば名称と部屋番号も記します。「連絡先」は「住所1と同じなら書く必要はありません。よく見られる「同上」や「”」は書く必要はありません。

 

⑥「学歴」は、義務教育までは卒業年次まで書く

学校や学部などは正式な名称を記入します。略すのはふさわしくありません。ただし、中学までは入学年次は省き、小学校·中学校いずれも卒業年次だけでかまいません。専門学校はこの欄に入れますが、退社後に通った英会話スクールなどは「資格」欄でアピールします。

 

⑦「職歴」では、どんな仕事をしてきたかわかるように書く

正社員としての経歴は、すべて書き出すのが決まりです。転職回数が多くて欄におさまらない場合は、別紙を添付します。逆に、経歴が少ない人は長期のアルバイトであれば、職歴に加えてアピールすることもできます。書き方のポイントは、これまで経験してきた「会社名」「部署名」「役職名」は略さずどんな仕事をしたかわかるように、短い文章で要領よくまとめることです。

 

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