中高年採用での面接の勘所

面接が長引いても、働きたいという意思を固めておく

再就職支援会社や人材会社のサポートを充分に受け、職務経歴書が評価されたとしても、最終的にあなたの転職が決定するのは面接の場です。面接なくして再就職はできません。その意味で、面接は非常に重要な場面です。

一つの会社に長く勤めていた中高年の人にとっては、面接は久し振りのことです。緊張することでしょう。そこで、この章では、面接での重要ポイントを解説していくとともに、自分の売り込み方についてまとめてみました。

まず、面接というのは、段階を踏んでいくプロセスがあります。最初は人事担当者、次に役員、最後に社長というケースが一般的です。人事担当者の面接では、採用職種の担当者が同席することが多いです。ここが新卒者の面接と違うところで、中途採用の場合は、即戦力を期待されているわけですから、その仕事の担当者の判断が重要視されてくるのです。

会社側は、中高年の再就職について、若い人の採用のときのような失敗はできません。そのために面接については、比較的長い期間を取ることも多いです。ときには2~3カ月に及ぶケースもあるので、精神的な継続力や集中力、あるいは希望会社で必ず働くという意思を固めておくようにしてください。また、面接での主張に一貫性を持たせるように気をつけてください。

 

自分の仕事のキャリアを整理して、何ができるかを訴える

面接官があなたに聞きたいのは,あなたの仕事のキャリア、熱意です。「あなたの仕事の実力が、会社にとってどのように役立つか」ということです。

中途採用の面接でよくある質問にそつなく答えることはもちろんですが、それ以外でもいかに自分をアピールできるかで結果が変わります。

自分の有用性を、説得力を持って、うまく説明していく必要があります。仕事のキャリアの整理、仕事のキャリアをいかに相手に訴えていくか、ということが重要なのです。職務経歴書は、そのための書類なのです。

面接での訴えかけ方の手順としては、①私は、こういう仕事をしてきました→② よって、現在、この程度のキャリアがあります→③実績は、こうです→④私のこうしたキャリアが、御社のこの事業に役立つはずです。私の戦力を使ってください、のようなプロセスとなります。

自分で提案していくことも、非常に有効です。たとえば、「御社は、こうした問題を抱えていませんか。その点については、私のこれまでのキャリアで解決してみせます」。面接の場で、この程度、押しを強くしてしゃべれれば、いい線には行きます。

この場合、志望企業の事業内容をかなり深く調べておく必要があります。再就職支援会社を利用した場合には可能ですが、人材紹介会社では、そこまでは教えてくれないでしょう。インターネットなどを使って自分でよく研究することが大事です。

面接では、相手をよく知ることが成功の一つのポイントです。

 

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